宇城市小川町の日岳。
山頂付近の展望広場にてひと休み。
歩き始めるときにどうするか、決めていたわけではない。
来た道を引き返すか、それともそのまま反対側へ進むか?
そのときの気分というか、体調を見ながら考えるつもりでいた。
そして遠回りになるけど、反対側まで歩くことにした。
数年前というか、だいぶ前だったけど、反対側の登山口、日岳妙見神社から登り始めて、途中で道がわからなくなり、諦めて引き返したことがある。
その前には、同じ下りのルートで道を間違えて、山中を徘徊したこともある。今は冬であり、道がわかりやすいだろうということで、真っ直ぐに進むことにする。
一旦、下るかと思いきや、すぐに上りになり、日岳の三角点、山頂に至る。
下りは思ったよりも急坂の連続で、数カ所にロープが設置されている。
道に迷いそうになるけど、その都度慎重に道を探しながら進む。
下に向かって左側の道を探していけば間違いない。そうこうしているうちに昔民家があったと思われる少し開けた場所に出る。
それから先はもう迷うことはない。(続く)