2日。
池の水面。
水面に映る森と空。
水鏡、あるいは明鏡止水だとか、そんな言葉があるようだけど、ま、あんまりよく知らない。ただ、なんとなく、2日に似つかわしいような気がする。
新しい年が始まると、初日、初空など、何でも初がつく。初というのは新鮮なのだ。「はっ」とさせられる。いや、「はっ」と目覚めなければならないのだ。
もはや「足るを知る」が身に染みついてしまって、幸福感で満たされている。それはとてもいいことなんだけど、なんに対しても意欲というのがなくなってしまう。動かなくなれば、生きていると言えなくなる。
そこで「はっ」としてグー。