八代市古麓山の新城跡を歩いた翌日、天気がよかったし、大岳山を歩いてみようと思う。

 

10年ほど前は、宇土半島の山であり、家から近く、歩くのに程よいということもあり、時間を見つけては歩きに出かけたのであるが、ここ数年は、あまり気が向かなかった。

 

昨年だったか、“うき山の会”定例登山で宇土半島縦走するときに大岳山を通ったことがあるくらいか。

 

 

基本的に夏の間は蛇に遭遇するから、近所の低山歩きを避ける。

 

宇土半島を縦走する遊歩道があるのだけど、ほとんど人が歩かなくなると、道路が荒れてしまう。

 

そして冬になった。山路がどのような状態なのか、行ってみなければわからない。ま、そういうことでちょっと様子を見に行こう。

 

 

不知火海側の松合(まつあい)地区から有明海側の網津地区に縦断する道路を走り、宇土半島の尾根に行く。

 

遊歩道の看板のあるところに車を停めて、歩き始める。

 

尾根道の先に以前は鉄塔があった。電波塔だったのだと思うが、今は撤去され空き地になっている。そこまで車で行くことができるけれど、鉄塔の保守管理する仕事以外の人は中に入らないよう記してある。

 

 

管理道には落葉、右側に杉の林、左側に広葉樹の林。

 

そして管理道の両側にある草木を眺めながら歩いて行く。(続く)