車を走らせず、自宅から歩き始める。
「超近所を見たい」というリクエストにお応えするために・・・。
と、いっても、これまで15年ほどブログを続けていれば、10回以上、写真を撮り、記事をアップしてきただろうか。
特に、元日。家族で屠蘇を飲み、新年を迎えたことを祝う。そうすると、もう車で出かけることはない。これまでのところ、元日は記憶にある限り、いつも晴れ。そうして家の中にゴロゴロしてばかりはいられないと思い、「散歩に行くか」という流れになる。
田畑の道を海岸の堤防へと歩いて行く。その手前に鉄工所がある。
鉄工所前を通り過ぎて、堤防に上がり、上から鉄工所を見下ろす。
海岸を見れば、なぜか、干潮で干潟が海に広がっている。しかも太陽が西の空にあり、干潟の海が黄金色に輝いている。
おう、これは西方浄土なのではないか。
なんてことを思いながら幸福感に満たされるのが常なのだ。
おそらく程なくして迎える正月も同じように過ごすだろう。そしてこの日はどうであったかというと、雲が空を覆い、太陽を隠している。しかしながら雲はそれほど厚くないので、薄い雲から「ここに太陽があるよ」と呼びかけてくれるようだ。
ま、そんな風にして超近所をときどきは散歩するけれど、この頃は、なぜかあまり歩いてなかったかな。ま、一つには散歩道がアスファルト、もしくはコンクリートなので、土の上を歩くようにはいかなくて、膝や腰に負担がかかるように思うのだ。(続く)