買物ついでにちょっと歩こうか。そうして出かけたのはイオンモール宇城の先にある立神峡。
立神峡は父祖の地にして、子どもの頃、夏休みになれば遊びに来ていたところなので懐かしくもあり、ちょくちょく訪れる。
12月になり、少しは紅葉が見られるかもしれない。という気持ちはあるけれど、あてにはしていない。
熊野座神社手前に車を置いて、それから「氷川の土手を少し歩こうか」と思っていると、
「あっ、これは!?」
なんということか、目の前に大銀杏の黄葉が日を浴びて光っているではないか。
黄葉に吸い寄せられるように神社へと進む。
このブログに何度も同じように書いてきたと思うけど、実のところ、熊本において黄葉もしくは紅葉をあまり期待していない。冬でも温暖であるから、急な冷え込みがない。黄葉もしく紅葉するまえに落葉となりオシマイ。
そのように思っている。
ところが、どっこい。
これはなかなかの黄葉ではないか。
ま、イチョウの黄葉はそれなりにきれいだな。しかしながらもみじの紅葉となれば、発色がよくない。
そう思っているが、あ、いやいや、そうでもない。
それなりに佳い色をしているではないか。
あ~、これは熊本における黄葉もしくは紅葉に対する認識を改めなければならない。ただ単に、これまで黄葉もしくは紅葉を見る機会に恵まれてなかっただけなのかもしれない。