9/7(土)~9/8(日)、うき山の会による法華院温泉山荘宿泊登山。
オタカラコウ
吉部登山口から坊がツルまで歩いてきた。
法華院温泉山荘のすぐ手前に“ASEBIGOYA”がある。“ASEBIGOYA”は、馬酔木小屋。
うき山の会は2つのグループに分かれていて、健脚組は法華院温泉山荘からさらに立中山(たっちゅうさん)に向かった。
がねさんは、ゆっくり組。
ゆっくり組は誘われるようにするすると“ASEBIGOYA”に向かう。宿泊もできる、珈琲を飲ませてもくれる。
玄関先の丸太を平らに伐った長椅子に腰掛ける。
目の前に広がるのは坊がツル湿原と平治岳、大船山の山並み。
自分たちも雄大な風景の一部になって溶け込んでいるような気がする。
このテーブルのうえに原稿用紙を置いて、九州大学山岳部により「坊がツル賛歌」の歌詞が書かれた。
坊がツルまで歩いて来た安堵感と満足感、そして幸福感。
ぼんやりして珈琲を味わう。
う~む、これ以上のことがあるだろうか。
至福の時間。
(続く)