5/29(水)地蔵峠から南阿蘇外輪山を歩き始め、冠ケ岳分岐までやって来た。
それから冠ケ岳に向け手歩いていると、見晴らしの良い場所がある。
ほぼ同じ標高で俵山、少し見下ろす感じで一の峯、二の峯が見える。
そうして冠ケ岳手前のピークに至ると、淡紅色のミヤマキリシマが咲いている。
オレンジ色の花は山ツツジなのかな。
それから少し先に冠ケ岳の山頂。
この日は天気が良くてことのほか見晴らしが良い。
地蔵峠から歩いてきた南阿蘇外輪山とその裾野の広がり。
阿蘇五岳。
大分県の九重連山。
宮崎県の祖母山系の山並みも見える。
前日までの雨で空が洗い流されたかのようだ。
腰掛けてカミさんが持たせてくれたおにぎりを頬張る。
山頂には先客が二組。
一組は女性の二人連れであるが、母娘か。
弁当を食べ終えて下山する間際に、味噌汁を飲んでいる“がね”さんを見て「おいしそうですね」と気軽に声をかけてくれたのは娘さん。お母さんのほうは遠慮がちに控えめな会釈をしてくれた。
もう一組は高齢のご夫婦。
地蔵峠登山口でお見かけした夫婦だろう。「ちょっと寄り道していたから・・・」と山頂に至るのが遅くなったのだと、行っておられたが、全くそんなことはなく、普通に健脚だ。