5/9(木)快晴。

 

タローから「阿蘇のミヤマキリシマが咲いた」と聞いた。

インスタグラムだとか、ヤマップだとかを開くと自然にそのような情報が入る。それらを茶の間でボソッとつぶやくのをキャッチするのである。

 

はじめは一人で行くつもりだったけど、草千里の後ろにある山、阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳であればカミさんも一緒に行けるのではないか。

 

それで声をかけてみると

「行く」

という返事が返ってきた。

 

数日前、熊本市の立田山を一緒に歩いた。散歩程度の軽いウォーキングではあるけど、標高の低い山を歩いたことになる。烏帽子岳をゆっくりのんびり歩くのであれば、同じように歩けるのではないか。カミさんとしても「もし歩けるのであれば行きたい」気持ちがある。

 

そうしていつものように洗濯を終えてから自宅を出た。昼用のおにぎりを作ってある。

草千里駐車場に着いたのは午前10時過ぎ。

すぐに烏帽子だけに向けて歩き始めたのであるが、ここに来るまでに2カ所立ち寄り、写真を撮った。

 

 

一カ所目は、牛ヶ窪の放牧場。夜峰山の麓である。

 

 

二カ所目は、烏帽子岳を南側から見上げる場所。南側から烏帽子岳を見ると、熊本地震による崩落がいまだにその跡を残したままであり、見るに堪えない姿ではある。ま、しかし、事実としてしっかり目に焼き付けておきたい。

 

 

阿蘇火山博物館の上にある草千里展望所に上り、それから道路のガードレールを跨いで烏帽子岳登山ルートに出る。

 

 

それから山頂までは約一キロメートルほどだったはず。

 

 

四方に広がる風景をキョロキョロしながら、かつ、リンドウ、ミヤマキリシマ、ウマノアシガタなどを眺めつつ、歩き始める。

 

(続く)