3/31(日)うき山の会Tさんの送別会。

Tさんが長野県に帰る。

 

 

Tさんが熊本県宇城市にやってきて、丸5年になる。

長野県職員として熊本県に出向。

妻子を長野県に残し、熊本県宇城地域振興局に単身赴任。

 

長野県において親しい友人と登山をしていたので、熊本に来てからも登山を続けようと、うき山の会に入会した。それからほとんど休みなしに参加し続けてきた。普通は三年ほどすれば出向を終えて、長野県に帰るのであるが、どういうのか、すっかり熊本での暮らしがよくなったのである。引き続き熊本県において仕事を続ける道を選択した。

 

その後、長野県職員としては定年を迎えた。しかし、定年後も熊本県内での仕事を見つけた。ひょんなことから長野県から熊本県にやって来たのが、いつの間にか熊本に居ついてしまうことになったのである。

 

 

それもこれが最後となった。孫が生まれなどして、いよいよ生まれ故郷の長野県に帰ることになった。Tさんがうき山の会で登山を続けているとき、がねさんはといえば、健康上の問題があって、この2年、ほとんど登山から身を引いていた。身を引く前に一緒に八ヶ岳に行った。赤岳山荘の同じ部屋に泊まった。Tさんは高山病の頭痛でベッドにうずくまっていて、がねさんも似たようなもので気分がすぐれず食欲もなかった。そのようなことが思い出される。