3/8(金)甑島(こしきじま)。

 

 

甑大橋を渡って下甑島に入ると、甑大橋を見晴らす鳥ノ巣山展望所に行ってみる。鳥ノ巣山展望所から中甑島と下甑島とを結ぶ甑大橋を見晴らす。

 

 

6月になると、この場所に鹿の子百合の花の群生が見られるという。花のない葉だけの鹿の子百合がある。海岸まで下りていく道が整備されているので下りてみる。

 

 

岩陰に身を寄せると風が避けられる。海岸には石が敷き詰められている。その石は角が取れて丸くなっている。途中で見た奇岩は柱状節理のようで、そうであるのなら火山性の溶岩が冷えてできたもの。海岸に転がっている小石も凝灰岩なのだろう。手に持つと軽い。

 

 

これは帰りのフェリーを待つ間に読んだ句である。

 

ポケットに丸石小石春の海

がね

 

鹿の子百合が咲く頃にもう一度来ることができたらどれほどいいだろう。海岸から上り返すのがきつかったけど、子どもに戻ったかのようにみんなが無邪気にはしゃいでいた。

 

島の観光も好いなぁ。