3/7(木)甑島(こしきじま)。
遠目木山登山を終えて来た道を引き返す。里港へと戻る途中にあるトンボロビュースポットに立ち寄る。日本三大トンボロビュースポットというのがあって、函館、串本とならんで甑島の里がその一つに数えられるとのこと。トンボロというのは初めて知ったのだけど、陸を繋ぐ砂州をいう。
はい、登山を終えるとすでに観光気分になっていて、まず里港フェリーターミナルにてお土産を買っておく。島にはお土産屋さんがなくて、もしかしたら買いそびれるかもしれないので・・・。
帰りに利用した下甑島の長浜港フェリーターミナルにもショップがあったので、その心配は要らなかったけど。
それから民宿石原荘にチェックイン。
夕飯が午後六時。
入浴後、それまで1時間半くらい時間があるので、東シナ海に直接つながる西の浜海岸を散歩する。
浜辺に堆積する白砂が美しい。
海水は透き通っている。
群れをなし泳いでいるきびなごが見える。
防波堤には釣り糸を垂れる人が居る。
南の島とはいえ、吹く風が冷たい。
民宿石原荘に戻ろう。
夕飯は、きびなごづくし。
酢味噌で食べるきびなごの刺身。
きびなごのてんぷら、塩に浸したきびなごの網焼き。
飲んだのは「六代目百合」という名の甑島の焼酎。
口当たりがやわらかく上品な味わい。
佳い匂いが鼻から抜ける。
これでもかと次々に運ばれてくる料理を食べきれない。申し訳なかったけれど、少し食べ残してしまった。
民宿石原荘の名物ばば様は、五家荘椎原出身だということで、どこでどうなって甑島に居着くことになったのか、身の上話を聞くことになる。ま、そのうちに酔いが回り始めると笑い声が弾けてあっという間に時間が過ぎゆく。