文庫本、東野圭吾『魔力の胎動』を読み始めると、栞(しおり)が挟んでない。
栞の代わりに名刺を使おうと、名刺入れの中を見ると、恋みくじが出てきた。
この恋みくじに記憶がある。
まず、恋みくじを引いたのは、人生でただ一度きり。仕事の関係で初詣に行った松橋神社で引いたものだ。そしてその内容がすこぶるハッピーな内容だった。
それで、一度ブログ記事にしたはずだ。
せっかく残しておいたおみくじだから、再度、とりあげてみよう。
恋みくじ
恋の歌
恋の花二人の愛の咲き揃い野にも山にも喜びは満つ
愛情運
二人の愛情の花が 苦しかった冬の季節を過ぎて 今美しい恋の花となって天地に咲きあふれ 二人の恋愛は倖せの絶頂に向かっています 今が大切な時です 神様の御加護をいただいて倖せになりましょう
大吉
星座 牡牛座、獅子座が最高。
血液型 A型が理想的。O型はさけなさい。
年齢差 少し年の差があるほうがうまくいきます。
十二支 酉年であれば理想的。午、未もよい。
方位 東南か東の人がよい。
待ち合わせ 海のみえる自然の中がよい。時間をよく守りなさい。
縁談 神様にお願いすれば良縁に恵まれます。最初の人がよいでしょう。
結婚 神に感謝したいほど倖せな結婚ができましょう。
学問 集中力に欠けるためと英語の基礎力に弱い。まず集中することに心がけよ。
松橋神社の初詣においてこの恋みくじを引いたときは
「わお、これは素晴らしい!。こんなことがあるのだろうか。」
と喜んだのだけど、再度、恋みくじを読んでみると、恋の成就にはいろいろな制約があるというか、狭き門ではないだろうか。
すべては空想、妄想の類いであって、実生活とは無縁のことだけど・・・。