“東野圭吾を語りたい会・事務局見習い ぷにょ”さんからのコメントに
「これは30年前の作品です」
と記してあった。
『ある閉ざされた雪の山荘で』。
映画化されて、今、上映中。
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女七名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、一人また一人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!
閉ざされた山荘での殺人劇というのは、読んでいて安定の面白さがある。
オーソドックスにしてスタンダード。
舞台劇や映画にもピッタリ。
代わり映えがしないという一面もあるとは思うけど、謎が謎を呼び、面白くて仕方がない。
何がどうなっているのか、その先を知りたい一心で没頭してしまう。
そうしてクライマックスを迎える。
閉ざされた雪の山荘というのは、舞台劇、そして映画にピッタリ。
何度、反芻して見てもやっぱり飽きない面白さがある。
映画を観に行こうかな?