恩人の命令は、思いがけないものだった。不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と・・・・・・。そのクスノキには不思議な言伝えがあった。

 


実業之日本社文庫。

 

ちょっとどのような類の本なのか、その内容が不明。

ま、ファンタジーだと推測する。

この頃、読む本としてファンタジーを不得意とするようになった。以前は、伊坂幸太郎のファンタジーな内容の本を読むことがあったけど・・・。

 

ま、どのような本であろうと、読み始めは何が書かれているのか手探りだから、まずはともかくとして読み進めるほかない。

あ~、タイトルのとおりクスノキの番人。

そしてその人がなぜクスノキの番人になったのか。

東野圭吾をそれほど読んではいないけど、いくつかのパターンがあり、例えば『ナミヤ雑貨店の奇蹟』はファンタジー小説といえるのかな。

 

ま、そんなことはどうでもいいのだけど、なんだかわけがわからないまま、焦点が絞られないまま、クスノキの番人を中心に据えて、その周囲の人々の様子が描かれていく。

 

オリコン文庫ランキング2023年上半期第1位。

「クスノキの番人シリーズ」第224年春刊行予定。

 

これは帯に記載されている。きっとまた第2弾を読むのだろうな。