ガリレオシリーズ。
『探偵ガリレオ』、『予知夢』を読んだので、次は『容疑者Xの献身』
そもそものガリレオとの関りは、ひとつには福山雅治演じるテレビドラマ。
テレビをときどき眺めることがあった。
そして映画『容疑者Xの献身』を観た。
映画は、犯人役の松雪泰子、堤真一が強い印象を遺した。忘れられない作品である。
ちょうど熊本赤十字病院に検査入院することになったので、入院中、『容疑者Xの献身』を読むことにした。
裏表紙
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長編、直木賞受賞作。
入院中、ベッドに横になるのは疲れるから、ほとんど椅子に腰かけて文庫本を読んで過ごす。
前泊の日と翌日の検査前までの間にほぼオシマイの部分を残して読み終えようとした。なにしろ他に何もすることはないのだから、ずっと本を読んでいた。
そうして退院するまでの間にオシマイの部分も読み終え、ちょうどよかった。
なるほど本を読んでみれば、これは傑作なのだ。
直木賞受賞もまたけだし当然かな?