3/18(土) 球磨川を旅する。
入浴後、坂本温泉クレオンのベランダからシモクレンが見える。
で、行ってみた。
そこにいたのは年配の男性。
箒を手に清掃作業をしている。
「そちらに行ってもいいですか?」
「ああ、どうぞ」
美しい草花が目の前にあったとしても個人宅の場合は敷地内に入るのが躊躇われるので、許可を得て敷地内に入る。
話を聞いてみると、熊本市在住の方で、墓掃除に来ている。この一帯はほとんどの家がそのようであり、人が住んでいるのは一軒のみだという。
目の前を流れる川は、球磨川支流の百済来(くだらき)川。
すぐ先で球磨川に合流する。
この地区は葉木と表記されている。
ついでなので葉木橋の上から球磨川の写真を撮る。
この橋を映した国土交通省による定点設置カメラが、あの球磨川豪雨水害のとき、午前4時頃NHK-TVで静止画像のように放送されていた。その映像を見て
「ああ、これはダメだ」
と思った。
今、水の流れは穏やかだが、氾濫したときの傷跡を残しままである。(続く)