安部龍太郎『家康』(一) 信長との同盟
第一章 出陣
第二章 桶狭間
第三章 大樹寺
第四章 清州同盟
第五章 築山殿
第六章 信康の婚礼
大河ドラマ『どうする家康』を楽しみに視聴している。
今川義元が桶狭間の戦いにて織田信長に打ち取られる。
それを機に三河に戻った家康が、織田信長と同盟を結び、今川氏真と敵対する。
ドラマでは、駿府において人質となった家康の妻子・瀬名、信康、亀姫を人質交換により妻子を取り戻しに成功するが・・・。
そして今は、三河の一向一揆が描かれている。
大体においてこのようなことが描かれている。
それにしても安部龍太郎『家康』は歴史の真相にぐいぐいと迫るが如しだなぁ。
『家康(二) 三方ヶ原の戦い』
三方ヶ原の戦い時は大航海時代。世界を見据えた信長の先見性に圧倒されながらも、生来の反骨心を燃やし、新時代の武将として立たんとする家康。そこに東の巨人・武田信玄の影が迫る。用意周到に外交戦を仕掛ける家康だったが、逆に深い因縁を抱え込むことになる・・・・・・。負けて知る本当の強さとは?若き家康の葛藤と成長を描いた大河シリーズ第二弾。
『家康 長篠の戦い(三)』
三方ヶ原での大敗は、三十一歳の家康を強くした。討ち死にした家臣のため、戦国の世を生き抜く決意をした矢先、信玄死去の情報が舞い込む。決戦の場を長篠に定め、周到な計画の下、宿敵武田を誘い込み――。一方、ポルトガル・スペインの脅威から日本を守るために天下布武を急ぐ信長は、家康にお市の方との縁談を持ちかける。戦国大河第三弾!
粛々と読み進めるのみ・・・。
大河ドラマ『どうする家康』が始まったので、どれどれと安部龍太郎『家康』を引っ張り出して再読してみると、まぁ複雑にして混乱の世ではある。
そんな時代であれば、自分など「とても生きていけない」。
この時代を生きた人々の生命力の強さに驚いてしまう。
あ、これは初読のときにも同じことを書いたかもしれない。