しらぬいのがね『今年の一冊 2021』が安部龍太郎『家康』シリーズだった。そのときは
『家康(一)信長との同盟』
『家康(二)三方ヶ原の戦い』
『家康(三)長篠の戦い』
『家康(四)甲州征伐』
『家康(五)本能寺の変』
『家康(六)小牧・長久手の戦い』
まで刊行されていた。
今年になって宇城シティーモール内蔦屋書店をうろうろしていると幻冬舎時代小説文庫・安部龍太郎『家康(七)秀吉との和睦』が平積みになっているのを見た。
「おう、これは、すぐにでも読まねばなるまい。」
と手にとった。
時は今、NHK大河ドラマ
『どうする家康』
が始まったばかり。視聴率は予想に反して低かったようだけど、第一回放送を見る限り、間違いなく面白かった。但し、松本潤の家康よりも、
岡田准一の信長の印象が強かったとは思うけど・・・。
ま、今後とも期待して視聴し続けるだろう。それはそれとして、徳川家康というのは、今川義元のもとに人質のときから関ヶ原の戦いに勝利し天下統一するまで、長い、長い物語がある。安部龍太郎『家康』シリーズは簡潔でありながらも中身が濃い。シリーズ(一)から読み直しもありかな。