特別長編 雲竜剣
『赤い空』
『剣客医者』
『闇』
『流れ星』
『急変の日』
『落ち鱸』
『秋天清々』
裏表紙
火付盗賊改方の二同心が、立て続けに殺害される。その太刀筋は、半年前に平蔵を襲った凶刃に似ていた。何者かの火付盗賊改方への挑戦に、平蔵は二十数年前に亡師・高杉銀平が語った「忘れられぬ剣客」の記憶を手繰る。その男こそ、「雲竜剣」の遣い手・堀本伯道であったが・・・・・・。忍び寄る恐怖と敵に立ち向かう迫力の特別長編・初登場。
読み進めるうちに
「おう、これはTVで観たことがある。」
それは“報謝宿”のシーンをかなり鮮明に覚えているからだった。
全体のストーリーはあまり覚えていなかったものの・・・。
物語の全体像がつかめないままにいろいろなことが絡まっていく。
そして迫力のある剣劇シーン。
なかなかに読み応えのある長編小説。