ああ、そうだった。この写真は、宇土半島の大岳山。9月に緊急入院、そして退院して、左目の手術を終えて、どこかを歩いたほうがいいだろうと思い、出かけたのだった。

 

 

宇土半島の峠から尾根道を歩くのだが、ずいぶんと草が生い茂り荒れている。それはなぜかというと、以前あった電波塔が撤去されたため、保守点検に来る人がいなくなったからだ。

 

 

電波塔のところまで車で移動できるようにアスファルト舗装道路が整備されている。それが左右の道端から雑草が張り出してきて、道を覆っている。これでは前が見えない箇所があり、危なくて車での移動ができない。

 

 

以前から尾根道を歩く人はそれほど多くはなかったけれど、それでももう少しは整備されていた。今では歩く人がいないのだろう。そう思う。なんだか、一人でこんなところをうろつくのが怖いような気がした。