8/27(土)九重山。

 

 

長者原から雨ケ池を通り、坊ケつるに着いた。そのまま橋の代わりに坊ケつるの湿原に敷かれたコンクリートの踏み石を渡る。

 

 

路の両側にススキの穂が並んでいる。

 

 

振り返れば三俣山。

 

 

前方に平治岳。

 

目の前に坊ケつるの湿原が広がっている。

 

 

ほどなくしてテント場に来ると、左右に色とりどりのテントが張られている。


 

テント場から法華院温泉山荘に向けて歩みを進める。法華院温泉山荘は最後の夏休みであり、数多の宿泊客が集っている。山荘外の木のテーブルに腰掛ける。自販機でサッポロ黒生ロング缶を購入し、出発時に買い置いたサンドイッチ2個をほおばる。フルーツサンドがことのほかうまい。

 

 

その後、缶ビールでほろ酔い、軒下の木陰にシートを敷き、ザックを枕にひと眠り。1時間ほど昼寝すると、目覚めたときは疲労感なく、目覚めはスッキリして気分がいい。

 

 

さて、まだ夕刻まで時間がたっぷりある。どうして過ごそうかと立ち上がったところに山荘の2階部屋の窓から

「がねさ~ん」

と呼びかけられる。牧ノ戸登山口から久住山に上り、山荘に戻ってきた“うき山の会”17人のうちの数名である。

「そこに下りていくから・・・」。

(続く)