3/20(日)白川を旅する。
南阿蘇鉄道のここは『阿蘇下田城ふれあい温泉駅』。
南阿蘇鉄道の運行中止区間内。
駅舎には鍵がかけられていた。駅舎をぐるりと一回り。誰と会うこともない。
周辺の草花が春の訪れを告げている。
ムラサキハナナ(紫花菜)。
水仙。
駅に隣接してタクシー会社があり、車両が数台止めてあるが、動き出す気配はない。事実上、休業中のようである。
線路を見渡せば、遠くにおじさんが一人いて、のんびりと線路を渡って歩いている。
「誰だ?」
という風にしばらくこちらを見ていたけれど、ただの観光客だとわかったのか、またふらりと歩いて行った。(続く)