1/30(日)雁回山、三角点のある地点から下山開始。来た道を少し戻り、宇土コースを下る。

 

 

昨年10月の暑い最中歩いたときに登って来た道を下る。これほど急な坂だったのか。上るときにはこれほど急だとは思わなかった。だけど、短い距離の標高差300mを一気に下るとすれば、こんなものかな。

 

 

登山路に設置されている柵やロープを利用する。そして確か、前にも同じことを書いたのだけど、しっかり登山靴を履いた方がよかった。学習能力が低いな。これからはそうしよう。

 

 

宇土コースを下り終えて、宇土コース登山口の神社に到着するとホッと一息。

 

ここまで2時間30分歩いた。もう車を停めた立岡公園までの集落内を歩くのみとなって、一息入れる。

 

 

社上り口の板に腰掛けて一服しながら周囲を見回すと、神社は樹木に覆われ、境内は薄暗く静寂に包まれている。ここは俗世と神域との境界である。

 

 

さて、帰ろうとして森を抜けると、前方は光に満ちている。

 

 

宇土市花園地区のこの周辺もまた昔ながらの広い敷地に大きい建物が並ぶ。農作業用帽子をかぶった農家の嫁さんといった感じの女性が、軽トラックに乗って出かけるところに出くわした。ああ、これが昔からの伝統的な暮らしなのだろう。現金収入を得るために男性が仕事に出る。土日になれば農作業。兼業農家で、嫁さんは家を守り農業を担っているのだろう。少しカーブしている道の両側に並ぶ家の壁を見ながら歩く。ほど良い感じのウォーキングができた。