歳時記を開いてみると、ブーゲンビリアは7月“夏”に記載されている。

 

 

南アメリカ原産の熱帯植物である。蔓状に長く伸びた茎の先に、卵型の三枚の苞が紅や紫色になり花のように美しい。本当の花はこの苞の中にあり、小さく黄白色である。筏かづら。

 

 

夜も暑くブーゲンビリア咲き乱れ

山本暁鐘

 

こんな句があるようにまさしくうだるような暑さの中に咲く花なのだが、今は、1月。

新春に咲いている。

 

 

ここは天草の温泉施設スパ・タラソ天草。なんだか、いつも咲いているようなイメージがある。

 

 

ともあれ冬でも色鮮やかな花を見ることができるのは珍しいことである。

 

 

登山後の汗にまみれた身体を洗い流し、筋肉をほぐすアフターケアなのだが、ご褒美をもらったような気になった。