1/6(木)もう正月気分は抜けたかな。
実をいうと、大晦日にNHK紅白歌合戦を始めから終わりまで見続けた。ん十年もの間、そんな風に過ごしたという記憶がない。
お化け番組といわれる紅白歌合戦の視聴率が下がり続けていて、今回は34%だったとか。史上最低の視聴率だったとのこと。それでも、視聴率が34%もあるというのは驚異的だと思う。今の時代、音楽をテレビで見る人がそれほどいるとは思えないから。
「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉があるごとく、紅白歌合戦は世相を映す鏡。その割にこれまでほとんど見てはいないのだけど、今回は見たのだ。
なぜ、視聴率が下がったのかについて、今回のテーマ「カラフル」がどうだったのかという見解がある。
紅白歌合戦というのは男女が歌を競い合うのが基本的なコンセプト。それなのにジェンダーフリーに配慮したというのか、そこを崩してしまっては番組の存在意義が問われるというもの。
歌を聴かせるよりも、映像に重きを置いた演出がどうだったのか。なんだかごちゃごちゃと詰め込み過ぎて訳が分からない。色が氾濫していて、画面が見づらい。
要するに若年層を意識しすぎて高齢者層の離反を招いたのではないか。
そうだからといって若年層がじっとTVの前に座っているはずがない。
ま、などと、いろんなことが言われているのだけど、今年ばかりは紅白歌合戦をしっかりと見てよかったなぁ。