12/11(土)『白川を旅する』。

 

 

白川水源に生まれた白川が阿蘇カルデラ内に流れ出て、長陽から立野に至ると、両岸の土地を削りとり、深い谷を形作る急流になる。

 

白川を見るのにどこからどう行けばいいのか。

 

ここは少しマップを広げて事前に調べる必要がある。長陽から白川沿いに立野に下る道路があるけれど、長陽大橋の補修工事中であり、通行止めになっている。長陽大橋の開通が来年の3月だというから、それを待たなければならない。

 

 

黒川と白川が合流する地点を新阿蘇大橋展望所から眺めたけれど、あたかもグランドキャニオンであるかの如し。グランドキャニオンに行ったことも見たこともないけど、ま、立野峡谷の急峻な様子を比喩的に言ってみただけのことだけど・・・。

 

ともかくとして白川に人が足を踏み入れることを拒んでいるかのようなのだ。

 

 

黒川が白川に合流すると、その下流に立野ダムの建設工事が進められている。立野から大津の平野部へと流れ出る首根っこを押さえつけて、水量をコントロールするためだろう。

 

 

 

立野峡谷を通り過ぎれば、大津の下流域に平野が広がる。そしてやがては熊本市の中心部に至るのだが・・・。(続く)