さて、屋久島宮之浦岳登山の日が嫌でも近づいた。無理せずゆっくりと身体づくりに取り組んでいるつもりだが、若いときのように体力づくりに励めば、その分、身体能力が高まるということではない。
励んだだけ、疲労が残る。筋肉には乳酸菌が溜まり、ブレーキがかかる。それを乗り越えれば、もう一つ先に進めるかどうか。今のところそのような兆しがない。水前寺清子『365歩のマーチ』のように“一歩進んで二歩下がる”、そんな感じだ。
それでも健康維持につながり、基礎体力がついたようにも思うので、全然ダメというのでもない。おそらくは何もしないでいるよりは、多少なりともレベルアップしているのではないか。
10/17(日)連日30℃だった気温が、ようやく平年並みになった。急激な気候変化に身体がついていけるのか。朝はのんびり過ごして、午前10時過ぎにようやく始動。
4月、筍とタラの芽を採取しに武揚に連れられて行った宇城市松橋町の白岩山を歩くことにした。気温は20℃くらい。風は冷たいが、歩き始めれば汗をかく。内田公民館から半袖Tシャツ1枚で歩き始めた。
駐車場にはウォーキングに来たらしい車が止めてあったが、途中、誰にも会うことなく、ひとりきりのウォーキングになった。
近所の低山を訪れる人は少ない。登山路は荒れていて、落葉が積んでいる路は定かではない。低山といえども目印のテープを確認しながらのウォーキング。そしてこのときもまた山中で道迷いをしたが、セオリーどおり来た道を引き返して、目印のテープを見つけて軌道修正できた。人の入らない低山の方がむしろワイルドなのだ。
白岩山山頂手前の展望所まで来れば、一安心。
ここ展望所がウォーキングコースの中間点くらいか。(続く)

















