さて、緑川探訪は振出しに戻る。

 

8/15(日)なんとか雨に降られずに済みそうだった。遠くに行く気はない。仮に雨に降られればすぐにでも引き返すつもり。

 

まずは平木橋へ。

 

 

熊本市南区川口の緑川河口から熊本市側の道路を行けば緑川に架かる、あの平木橋がある。

 

 

熊本市側の堤防の道を進んだところで一旦停止。この場所の少し上流が、緑川に加勢川が合流する地点。

 

緑川に加勢川が合流すると、降雨時に一気に増水し、濁流が堤防を直撃する。堤防が決壊しないように補強工事が施されている。

 

 

道路から緑川側に幅10mほどの堤が設けられ、緑川の流れがぶつかる部分には石組が作られている。川に突き出した石組に阻まれることによって水の流れの勢いがそがれる。この石組が、一定間隔に幾つも作られている。

 

 

おそらくは昨年7月豪雨災害を目の当たりにして、早急に対策を講じるべきとの判断が下されたのだろう。護岸工事はほぼ完成しているように見えるが、どうだろうか。

 

 

それから緑川と加勢川の合流地点。

 

 

その先の加勢川に設置されているのが六間堰である。

 

 

加勢川の流れを野放しにするのではなく、緑川と合流する手前の段階で堰を設け、水量をコントロールする。

 

治山治水の観点からはそのような働きをするが、一般に六間堰は釣り人に知られている。この日も堰の上流側、下流側に釣り人がいた。

 

 

釣り好きの知り合いから、堰で大きいうなぎを釣ったなどという話を聞かされたことがある。ほかにスズキなどが釣れるのかもしれないが、これは釣りをしない者の勝手な推量なのであてにはならない。(続く)