8/11(水)から雨が降り続いた。九州北部、長崎、佐賀、福岡に線状降水帯が発生したようで、川の氾濫、水没、家屋浸水などの映像がTVに流れた。降雨は九州のみならず全国的規模であり、特に広島は前にも水害に遭っているから「またか」と思う。安佐北区、安佐南区という地名が過去の記憶を呼び覚ます。

 

 

そうして迎えた8/14(土)。

 

まずは、天気予報、そして雨雲レーダーにて、この日の降雨予測。熊本県南部であれば、雨に降られずに済むかもしれないと見当をつける。そうして八代市に出かけた。

 

雨とコロナとダブルパンチを食らっており、家の中に閉じこもっているばかりでは能がない。雨を避け、コロナも避ける。雨の降らないところ、人と接触しないところに行けばいい。

 

県道不知火線を南に下る。県道不知火線は、海側の幹線道路である。八代市大島のヨットハーバーに行ってみる。ずいぶんと久しぶりにやって来た。

 

 

あれから、ん十年。八代ヨットクラブの艇庫が錆び、朽ちている。扉の板の腐食が進んでいる。おそらくは使用されていない。

 

 

ん十年前の八代ヨットクラブ会長所有の艇庫だが、時は流れた。

 

 

大島の港をのぞいてみると、新しいヨットが係留されているので、時代が変わってもまた新しい世代のヨットマンが健在である。数は多くないけれど、ヨットを愛する人がいるのは頼もしい限りだ。

 

 

空も海もどんよりとした灰色。人はいない。

 

 

台風か豪雨、ヨットマンにしてみれば、昨今の気候が怨めしく思われるだろう。(続く)