6/27(日)緑川ダムは、コンクリートで作られたダムと土石を積み重ねた補助ダムがある。
前にダム下にある緑川第一発電所をとりあげたので、今回は補助ダム。
コンクリートの壁でダムを作り緑川の水をせき止めるとダム湖ができる。ダム湖の脇に補助ダムがある。補助ダムのある一帯には、キャンプ場などがあり、釣りをする人などがいる。
ただし、集中豪雨などによりダム湖の水が溢れそうになれば、補助ダムにも水が流れ込み、余剰水をため込むことができる。二重の装置が施されていることになる。
5年前の熊本地震後、この補助ダムの補修工事が行われていたため、しばらくは通行止めの措置がとられていた。そんなことよりも補助ダムにやって来ると、アカツメクサ、ムグラなどの雑草が花を咲かせていた。
雑草というのは、栽培する作物以外の種々の草、役にたたない草をいう。これはある人の言だが、「栽培するもの以外を雑草というのはわかるけれども、いったい、この世の中に役に立たない草というのがあるであろうか。名もしれないような草木であっても(もちろんそれらにも名はあるのであるが)生えていなければ、山や野が荒れて水不足の原因になることもある。」ということで、土に根を張り繁茂して、雨で土が流れるのをしっかりと防いでくれる草をとり上げた。
締めを飾るのは、ヘクソカズラ。(続く)














