12/19(土)うき山の会定例登山、高千穂峰。

 

 

歩き始めてすぐに火口壁の急登がある。

これが苦手。

登山路といっても、ところどころの岩に黄色いペンキを塗った丸印があるだけで、登山者の判断でテキトーに道を見つけて歩く。

 

うき山の会の人たちは、嬉々としてグングン上って行く。これにひきかえ“がね”はヒイヒイあえぎながら荒い息を吐く。足取りが重い。足の筋肉に乳酸菌が溜まり足が上がらない。

 

しかたがないので、休憩をはさみながら写真を撮る。それを上から見下ろすメンバーは

「ああ、テキトーに休憩しながら写真を撮っている」。

一人取り残される“がね”を置いてズンズンと先を急ぐ。

 

 

火口壁を上り切り、火口跡のお鉢周りになったときには、メンバーの姿が見えない。こうなれば一人登山と同じ。自分のペースでゆっくり歩く。

 

8月に修平くんたちと来たときは登山者が多かったけど、12月は少ない。青少年少女を引率する団体、若い男女が少人数、歩いていたが、夏であれば登山者の半数を占めるほど多い高齢者がいない。さすがに高齢者は賢明なる判断というべきか。

 

この日は午前中曇り、午後からは晴。そして空気が澄んでいるので、遠くの山並がはっきり見える。雄大な景色は登山者にとってなによりの褒美。

 

 

馬の背、霧島神宮元宮から高千穂峰まで最後の登り。

うき山の会の最後に山頂に着いた。

 

 

メンバーは天の逆鉾の横壁に風を避けて昼食をとっている。

「小屋に入らないのか」

聞けば、

「500円かかるから」

という。

小屋の使用料500円を支払う人を見たことないけど・・・。

あっ、これは語弊あり、かな?(続く)