秋を代表する果物の一つ。

 

 

柿。

 

 

今では、柿といえば大秋柿になったけれど、以前は、柿といえば渋柿だった。渋柿にはいろいろな用途があり、重宝したものである。渋柿を食べるためには、焼酎に浸けて渋を抜いたり、ビニール袋に入れた渋柿を縁側で日に当てたり、五右衛門風呂に付け込んだり・・・。

 

さまざまな方法で渋を抜いて食べた。渋柿が熟すまで待つこともある。

 

 

そして現在でも昔と変わらずつくられているのが干し柿。こちらでは“つるし柿”という。

 

 

10/25(日)レインくんと次郎丸嶽に行ったとき民家の作業小屋の軒先につるしてあった。おじさんがいたので、

「写真、撮っていいですか?」

「(この頃では)珍しい?」

「鳥に食われたりしないですか?」

「いや、それはない」

 

 

もう一つ、この日、今年初めて見た菊の花。

 

 

竹の支えがあって、まっすぐに立つ菊。咲き始めの清楚な佇まい。

 

 

天草の松島で、猫、柿、菊を見ることができたので、満足。(続く)

 

星空