修平くんたちと行った宮崎県五ヶ瀬の白岩山、向坂山は、熊本県から少しだけ宮崎県に入ったところ。6/19(金)からは県をまたいでの移動が解禁。
ぐっと堪えてきた大分県の九重山や宮崎県・鹿児島県の霧島連峰にも移動できる。九重山はミヤマキリシマの時季を過ぎ、人出が減っただろうからねらい目である。また、霧島へは修平くんたちと7月に行こうと話をしている。ここは偵察がてら霧島に行ってみようか。
かくして迎えた6/21(日)。雨が上がるようだし、高千穂峰に行くことにした。高千穂河原ビジターセンターから歩く。楽ではないが、これをもって登山シーズンの開幕にしよう。
うき山の会の定例登山で3月、高千穂峰に登ったことがある。お鉢巡りのとき寒風に手足、耳が痛いほど冷たかった。山頂も風が冷たく山小屋に背もたれして風を避けた。高千穂峰は寒い時期に登山する人が多いような気がするけど、どうかな。ゆっくりのんびり歩くとしよう。
午前8時、自宅を出発。松橋ICから九州自動車道、えびのICで下り、一般道を霧島連峰へ。
えびのエコミュージアムセンターを通り抜け、高千穂河原ビジターセンターに到着。
なんということか、雨。
気温15℃。
雨合羽を着て、登山靴を履き、ビジターセンター内に入る。
係りの女性が「おはようございます」と声をかけてくれる。
「どちらに?」
「高千穂峰」
「ほとんどの人がそうですね。初めてですか?」
「1、2回来たことがある」
「今日の風速7m。15メートル以上であれば登山を止めてもらいますが、大丈夫でしょう。」
このようなアドバイスを得て高千穂峰に向けて歩き始める。(続く)