2020-01-08「音訳海外ミステリ」odamakiさんのブログで、ジェイムズ・A・マクラフリン/青木千鶴訳『熊の皮』を知った。

 

タイトルをメモしておいて、1/22(水)書店巡りをして宮本輝「流転の海」第九部『野の春』と同時にこの本も手に入れた。

 

ん十年前は翻訳物ものを読むのが普通で、日本の小説を好まなかったのだけど、年をとると、これが逆になった。あ、例外はある。それは「ミレニアム」。シリーズ物は違和感なくすっと新しい物語に溶け込んでしまう。だけど、読んでみなければどのような内容なのかわからない本にこの頃は違和感がある。

 

 

始めは手探り状態なので、なんだか砂漠に身を置いて早くオアシスにたどり着きたいという感じ。

プロローグは衝撃的である。

な、なんだ、これは。

 

出所後、身を潜めるのに選んだのは大自然の一軒家。

ある出来事から糸がほつれるようにして、何かが動き始める。

こうなればもう物語に入り込んだことになる。

 

まだ『熊の皮』を読み始めたばかり。先は長い。(続く)

 

 

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