2/2(日)同級生の2月例会が始まるまで時間を持て余した。
前回、生まれ育った文政の風景を写真に撮ったけれど、フォーカスが合わないというか、なんとなくぼやけた感じが否めない。特別感がないのだ。常にそこに在り、過去も現在も未来も変わらない。
ふ~ん。
それでオシマイなのだ。
唯一、
「おっ!」
と思ったのがアオサギ。
鏡川河口の船着き場にアオサギがいた。
近づいても逃げない。人を人だと何とも思っていない様子。人もまた自然の一部にすぎないとでも思っているようだ。それどころか、全く動かない。なぜ動かないのか、理解に苦しむ。普通は、人が近づけば、鳥は逃げる。これが当たり前じゃないか。
田んぼの草原の中にすっぽりと埋もれてしまったかのようにたたずむアオサギ。
川沿いの道端にいるアオサギには動きがあった。
桟橋にいるアオサギも不動ではあるが、なにやら哲学者めいて見える。
なにしろ時間を持て余していたものだから、不必要なくらい写真を撮ってしまった。













