11/26(火)札幌の白い恋人パークを後にすると、高速道を小樽へ向けてバスは一直線。

 

 

運河沿いのホテル・ソニアに一旦荷を下ろし、バスで小樽老舗寿司店へ移動。

 

店の2階のテーブルに腰を下ろすと、前もって用意されているにぎり寿司が出る。ここは地酒の熱燗にして、ちびりとお猪口を傾けながら寿司をいただくことにする。

 

にしん、ほっけのにぎりが珍しい。そう言うと「北海度の人もほっけの握りを食べたことがない」。寿司店の女性店員がそう答えた。ほっけは鮮度が命であり、にぎりにするほっけなど、めったにお目にかかれないのだ。

 

 

地酒にほろ酔いになり、待機しているバスでホテルに帰ってもよかったのだが、酔い覚ましに小樽市内を歩くことにした。小樽は独特の雰囲気を醸し出す。その夜、小樽はぎりぎりのところで氷点下にならず。寒いには違いないけれど、街の灯りが異邦人をやさしく包み込む。

 

 

街路樹のナナカマドの赤い実。

 

 

小樽運河のイルミネーション。

 

 

小樽運河倉庫。

 

 

酔いでポカポカしているうちに、宿のホテル・ソニアに着いた。

 

北海道観光3日目が終わったのだが、それはとりもなおさず北海道観光が終わったことを意味する。4日目は移動日なのだ。残されているのは、朝散歩のみ。(続く)

 

 

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