11/30(土)北海道バス旅行を終えて迎えた休日。
前日くらいから扁桃腺が腫れた。旅行疲れなど感じていなかったのだけど、身体は正直である。「休め」のサインなのだ。
ところがこの日、ホタクボンヌさん主催「朗読の会発表会」が鶴屋百貨店東館で予定されており、出演する雨読さんから応援に駆け付けるよう頼まれていた。体調がよければそのつもりだったけど、「もう若くない。これからは無理を重ねないようにしよう。」この後、医師会、うき山の会、小・中学校同級生の忘年会が続く。
扁桃腺が腫れていながら無理して夜の街を徘徊すればどうなるか。その結果は火を見るより明らかである。風邪をこじらせ床に伏すだろう。その後の予定が総崩れとなる。ならば初期症状のうちに養生して治してしまうにしくはなし。そう判断した。かくして申し訳ない気持ちだったけれど、意を決し「朗読の会」及び懇親会を欠席する旨の連絡をした。今後は何事もそうするつもりである。
さて、昼間の人混みと夜の飲み会を避けてのんびり温泉入浴するくらいはいいだろうと、南に向けて車を走らせた。日奈久温泉を通り過ぎて、芦北町の御立岬に着いた。
御立岬はいつ以来なのか、記憶が定かではない。どこに何があるかわからず右往左往したけれど、御立岬の石碑がある駐車場に車をとめた。天気が良く温かい。海水浴場を散歩することにした。スロープ脇を下るのが海岸への近道だと教えてもらった。
道の途中に石蕗の花が群生していた。
黄色い花が日を浴びて輝いていた。(続く)














