旭志温泉四季の里から鞍岳登山口に向け、管理棟の裏に回り、阿蘇への公道を歩く。

 

出発する前に管理棟の男性に鞍岳登山口を尋ねると「400mくらい先にある」という答えだったので、すぐに登山口があるものと思っていた。途中にテントのキャンプ場、オートキャンプ場があり、通り過ぎる。

 

 

すると合歓の花があった。

 

 

合歓の花に蝶が止まっている。

 

 

そうこうしているうちに登山口を示す表示杭がある。

左500m先に赤崩登山口、右が伏石登山口。

どちらの登山口も知らない名前だ。下山後に気づいたところによれば、赤崩登山口がパノラマコース、伏石登山口が森林コース。

よくわからなかったけど、赤崩登山口に向かった。

 

 

その手前で間違えて林道に入り込んだのだけど、そんなことまでレポートしていると先に進まないので省略。ただし登山路らしいトラノオ(虎の尾)とウツボグサ(靫草)が群生しており、そのとき撮った写真をアップしておこう。

 

 

ともあれ赤崩登山口からようやく鞍岳パノラマコースを歩き始めた。(続く)

 

 

合歓の花

山野に自生する高さ6~10メートルに達する高木。多数の小さな葉が向き合って羽状をなし、夕方には合掌して眠るように閉じるのでこの名がある。梢の先に細い糸を集めたような、半分白く半分淡紅色のほのぼのとした雄しべの目立つ花をつける。ねぶの花。

 

象潟や雨に西施が合歓花    芭蕉

 

湯煙の消えてほのかや合歓の花   高浜虚子

 

 

 

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