羽田空港に着くと、まず座席を確保する手続き。
飛行機に限らずだろうが、飛行機というのは様々な優待措置がとられているようだ。自分が手にしている搭乗券は格安。従って「飛行機に乗ることができる」以外の優待者サービスがない。座席の選択にしてもそうである。
手続きの時刻は2時間くらい前であるにもかかわらず、その時点で空いているシートといえば、後方の間に挟まれる席のみだった。できれば通路側の席がいい。それがだめなら窓側。間に挟まれるのがいやだ。だけどそれしかなかった。
土産を買って夕飯の蕎麦を食べて搭乗手続きを済ませて中に入ると、どうやら飛行機の発着便の遅れが生じているらしい。なぜ遅れているのかについてアナウンスがない。何があったんだろうとみんなが思っているとき、スマホで「しらぬいのがね」開いてみると、瑠璃さんからのコメントが入っていた。
都内高層マンション住まいの瑠璃さんからの情報によれば、東京上空は強風が吹き荒れているという。
「あ、これだ」
と了解。
強風を避けるために離発着を見合わせているのだ。そして「風のため遅れが生じている」とのアナウンスがあった。飛行機に乗り込むのが30分遅れ。さらに滑走路の混雑のため順番待ちで20分遅れ。計50分の遅れで羽田空港を飛び立った。(オシマイ)




