7/30(月)朝5時前に目覚めたとき、台風12号は熊本県天草を通過して鹿児島県沖を漂っていた。寝る前、念のため窓を閉めシャッターを下ろして就寝したのだが、雨風の音を聞くこともなく爆睡したので、本当に台風だったのかどうか。
シャッターを開けると蝉しぐれ、湿った空気がべとついた。もう少しすれば立秋だけど、これからが夏本番だ。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かされぬる
だったか、誰の歌かも知らないけれど、なんとなく日差しの強さが陰りを見せ始めたのではないかと思わないでもない。
それはそうとして、休日の7/28(土)2階の窓から見ると、お隣の芙蓉の花が咲き乱れている。つい1週間ほど前「芙蓉の花が咲き始めました」とブログにアップしたばかりであるが、もう花の盛りを過ぎようとしているのではないか。そう思えた。
外出するついでにカメラを手に持ち、お隣の芙蓉の花に近づいた。なるほど、蕾はこれでもかというくらいに数が多い。そして開花した花も多い。さらに凋んだ花も多い。つまり入れ替わり立ち代わりに芙蓉の花が咲き、そして凋む状態が続いているのだ。
そして余計者のように芙蓉の隙間から顔をのぞかせているのがサルスベリ(百日紅)。咲き始めの小娘のように「は~い、私も咲いたよ」と元気いっぱい自己主張している。
さらにさりげなく青い柿の実が控えめに生っている。
季節の移り変わりは、暑さだけに囚われていてはならないのだ。






