予想を超えるはまぼう群生地である。

 

 

ここは天草市新和町。めったなことで新和に来ない。本渡の瀬戸にかかるループ橋をぐるりと一回りして、左が本渡の市街地、右に行けば新和。

 

10年ほど前、新和の釣り宿で新年会をしたことがある。不知火登ろう会がまだ登山を目的とした集まりだった頃で、山の案内役を務める人のもう一つの趣味が釣りで、釣りの定宿だった。それが新和町の初体験だった。

 

夕方宿に着いて、夜宴会。一泊して翌朝帰る。お土産に“あおさ”をもらった。目の前の海に“あおさ”が群生していた。その時の印象では「ここは行き止まり」。

 

 

しかしながら久しぶりに車を走らせる道路は広くてりっぱである。ほどなくして「はまぼう群生地」に着いた。地域活性化のために結成された実行委員会の人々であろうか、数人の人が待機していた。説明案内役じを買って出ようというのだ。

 

話をしている間に写真を撮られた。これが実行委員会の活動記録として残されるのだ。はまぼう群生地に足を踏み入れる前に立ち話をしていると「もっと詳しい人がいいですね」と別の人を呼びに戻った。そうして入れ替わりに来た人と“はまぼう群生地”に足を踏み入れた。(続く)

 

 

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