翌4/20(金)朝は少し重たい頭を抱えて迎えた。ホテルのバイキング朝食は鶏飯を食べた。ご飯を軽く盛り、幾つかの具を乗せ、スープをひたひたに満たして食す。

 

快晴。気温22℃~25℃。食後、タローはスギラビーチから遊歩道、そして荒木まで軽くランニング。がねはのんびり湾港を歩いた。

 

 

湾の堤防は三重になっていて、沖に長く高いコンクリートの堤防が作られている。聞くところによれば、もっと先まで堤防を拡充する計画があるとのこと。

 

 

湾に面した民家の塀が高くて頑丈なもの。屋根は緩やかな斜度になっており、徹底した暴風雨対策がとられている。

 

 

「朝花(あさばな)」という居酒屋にはハイボール290円と記してある。

 

 

湾内を眺めながら歩いての帰り道、小さな社があったので覗いてみると「御殿(うどん)の鼻」だった。

 

喜界町の説明板によれば、

1466(文正元)年琉球の尚徳王は、兵二千余人、軍船五十隻に分乗し喜界島討伐に来た。島軍は、長嘉が総指揮をとり御殿の鼻を本陣にして迎え討った。

戦は三日続いたが琉球軍は一夜闇に乗じて荒木海岸に上陸し背後を襲った。島軍は降伏し長嘉は斬首された。

また、この地は全島のノロが集まって祭りをする神域でもあった。

 

なるほど1466年といえば、戦国時代の初めの頃か。日本全国で支配地域の拡大を求める戦が起きていたのだ。島が自主独立であったことも推測できる。

 

このようにして喜界島の2日目の幕が開いた。(続く)

 
 

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