喜界第一ホテルに荷を下してすぐ散歩に出かけた。夕飯は創作料理海の幸「花のれん」で会食の予定である。それまでの時間をスギラビーチに行ってみることにした。

 

湾港と喜界空港滑走路、ゴルフ場の間、海岸線の道は島民の憩いの場所である。散歩したり、ジョギングしたり、車でビーチまで行ってグランドゴルフをしたり、弁当を持参して海を見ながら食べたりと、ともかくホッと一息つく場所なのだ。

 

まずは島にはどんな植物があるのだろうか。これが第一の興味である。写真を撮りながらのんびり歩く。南の島特有の植物の名前が分からないけど、それでも物珍しいのでやや興奮気味の声を上げながらにぎやかな散歩である。

 

 

スギラ・ビーチは潮が引いていたので、サンゴの岩に上がって海の水を見ると、浅いところはサファイア・ブルー、少し先はエメラルド・グリーン。海水の透明度が半端ない。沖の海の色は濃紺である。快晴で凪なので、波が立たない。サンゴの白砂の間からは透明な真水がにじみ出ている。

 

 

ンチに腰かけて休憩した人が近づいてきた。島でも有名な人らしい。ジローを知っていて話を始めた。後で聞いてみると、ライブハウス「サバニ」のマスターで観光協会の中心人物。第4回を迎えた喜界島マラソンの仕掛け人でもある。今回は機会に恵まれなかったが、いつかは「サバニ」に行くことがあるかもしれない。

http://sabani.amamin.jp/ 

 

 

空港滑走路をぐるりと回り込み、商店や民家のある地区に出たところで休憩。エントランスにアマリリスが咲いている喫茶店「シリアス」。店内は音響設備がすごくて、CDではなくレコードを聴かせてほしいとリクエスト。ジャズではなくクラシックが流れると、佳い音だった。

 

喜界空港を一回りしたところで、宿泊先の喜界第一ホテルに到着。夕刻開始予定の会食まで休憩。(続く)

 

※アマリリス 夏の季語 南アメリカ原産の球根植物で、園芸品種。葉は光沢があり細長く花茎は太い。その頂に百合に似た花を横向きに数個つける。赤、白、絞りなどさまざまある。

 
 

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