6/18(日)うき山の会定例登山は、午前6時に宇城市役所から宮崎県の祖母山に向けて出発した。ルートは祖母山へと赤川浦岳への2つに分かつところまで同じ。祖母山の北谷登山口まで未舗装で、からからに乾いた道路から砂塵を巻き上げながら進んだ。北谷登山口駐車場は先発の2台は駐車できたが、1台は少し引き返して場所に停めて登山口まで歩くことになった。
それぞれに準備を済ませ身体をほぐしていよいよ出発するとき、「朴(ほお)葉」が目に入った。そういえば、悠人さんのblog句会6月に「朴の花」の句があった。花は咲いていないが、目の前に朴葉があるというだけで縁起がいいような気になる。いつか、朴の花を間近に見るチャンスが来るだろう。
さて、北谷登山口から風穴コースを歩いて山頂に至り、下山は千間平コースを歩く。登山口に表示板がある。
「右上方に広がる深い谷を北谷と呼びます。登山道は、ここから左は千間平コースで、展望の素晴らしい千間平があり、一般向きです。右は風穴コースで、健脚の方や経験者以外の方はご遠慮ください。環境庁・宮崎県」
予定通り北谷のコースを歩き始めた。変化に富むコースで「好い山だな」と思う。確かに傾斜が少し急ではあるが、1時間ほど黙々と歩き続けて小休止。風穴の中までは行かなかったが、汗ばんだ身体に風穴から流れ出てくる冷気に包まれると気持ちがいい。(続く)
花はまだ朴葉を愛でむ登山口/がね
朴の花うねる悪路の土埃/がね
P.S.
ネットで見つけた朴の花











