父の日に関するレポートを、幾つかのブログで拝見させてもらった。やはり家族による優しい気づかいが感じられて、なんだかんだと言いながら、そんな風に大事に思われている父親は恵まれているのだろう。
がねは、〇〇の日が、あまり好きではない。なぜなら日頃は忘れているのを、そんなときだけ思い出してなにかをやるのが、わざとらしくも思えるからである。しかし、冒頭に書いたとおり、それでも気にかけてもらえるだけで有難いと思わなければなるまい。
今年の父の日、特別なことはないけど、タローが「せめて食事でも」と誘ってくれた。6/17(土)午後7時に宇土市の寿司「本陣」に予約を入れ、その日も仕事だったのだけど、同僚に無理を言って仕事を終えて、即、帰らせてもらったタローの車で送迎付きである。
寿司「本陣」は宇土センターホテルだったか、その1階にあったが、熊本地震でダメージを受け、少し前に解体され、今は更地になっている。通りを挟んだスーパー・キッドに面する所に移転して営業している。
「本陣」は結構な賑わいで、予約客で一杯だった。テーブル席に家族3人が陣取る。「本陣」にはタローもがねにも思い出がある。20年ほど前、ドクター・ホンダに連れられて度々通った店なのだ。ひとしきりドクター・ホンダの思い出話をした。
食事を終えて帰宅する頃には夜の帳が下りて、風があり涼しくなっていた。








