6/11(日)ヤフオクドームにおいてのプロ野球観戦中である。
これもまた“自由にうたう”さんからの影響である。モノノフという言葉があるが、どこかで聞いたことがあるという程度のことで、がねにとっては何のことやらだったのだが、ももいろクローバーの熱狂的ファンを指す。
ソフトバンク・ホークスでは柳田と今宮がそうらしい。打者が打席に立つ前にテーマソングが流れるが、ももクロをよく知らない者でも「これってももクロの曲じゃね」なんて気が付くのだ。
柳田はこのところ絶好調。守備でファインプレーを見せ、どの打席でもホームランが飛び出しそうな雰囲気を漂わせて観客の視線を釘付けにする。
今宮は若く、甘いマスクをしている。この日は2安打、しかも貴重なダメ押しとなる適時打を放ち、試合後のお立ち台に上った。
モノノフはももクロのファンなのに、ももクロの音楽が流れることによって、逆にももクロとそのファンからのパワーと声援を得ている。相互に共存共栄の関係にあるようだ。かくしてソフトバンク・ホークスのモノノフの威力を見せ付けた試合でもあった。
ちなみにだけど、この日のホークス先発は今年初登板の山田。
熱狂的ホークスファンから得た情報によれば、この日登板予定だった千賀投手が背筋を痛めて登録抹消されたので、急きょ登板が決まったのだという。5回をなんとか1失点に抑えて山田が勝利投手になった。ヤフオクドームに身を置いて野球観戦すると様々な情報が複合的に得られる。
あ、それから蛇足であるが、飛行機に乗り、新幹線に乗り大阪からやってきた阪神タイガースファンは外野席の一角に席を占めて応援するのであるが、ブラス演奏、掛け声、応援歌ともに上品でレベルが高かった。
グッズを身に着けた外観で判断してはならない。まるで混声合唱団であるかのようにきれいな声が球場内に響いた。
阪神タイガースも恐るべし。(オシマイ)














