2/11(土)午前中に買い物を済ませると、夕方の同級生2月例会までポッカリと午後の時間が空いた。ここは散歩しかない。宇城市豊野町熊本県青少年の家野鳥の森公園に行ってみる。

 

 

残念ながら公園は熊本地震の後遺症を引きずっている。崖崩れ箇所あり、記念碑崩落、東屋倒壊が放置されている。それはそれとして鐙ヶ池へと歩を進めると、椿、梅、水仙が咲いている。渇水期を除いて満々と水を湛えている鐙ヶ池の水が抜かれていた。水底が露わになり枯草が生えていた。上流の川から水が池に流れ込んでいるので、そのうちに再び水を湛えるのだろう。

 

数種類の野鳥を目にしてカメラを構えるが、素人のカメラマンに易々と写真を撮られるほど野鳥たちはのんきではない。カメラを構えたときには飛び立ってしまう。野鳥を写真に収めるにはかなりの熟練が必要で、当分無理かなと諦めた。

 

 

池の周囲に施されている通路からぐるりと一回りして駐車場まで戻ろうとしたとき、小さな池が数段の棚状になっているところの空中に止まっているかのように全身水色の羽毛をした小鳥がいた。これはチャンスとカメラを構えると、少し先に移動する。そっと足を忍ばせて鳥の後を追う。鳥は池の段を一つずつ飛んで移動する。追いかけて、また追いかけても鳥は着地した姿を見せず、飛んで移動する姿しか見せない。とうとう見失ってしまった。

 

 

あの鳥は何だったのだろうか。青い鳥といえば、ルリ、ルリビタキ、カワセミなんかだったのだろうが、残念でした。せっかくのチャンスたんだけどなぁ。

 

薄氷(うすらひ)や願ひ届かぬ青き鳥

 

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