小川岳山頂からの下山が意外にもきつかった。アップ・ダウンを繰り返すのであるが、黒岩山との分岐まで長い登り坂が続き、登山口に出ると、それから車を置いた場所までのゲレンデの登り坂。
スキー場の傾斜は急である。ゲレンデにはビニール製のブラシをひっくり返したものを敷き詰めてあり、隙間から草が生えているので地面が柔らかく歩き易いはずなのだが、着地した足の力が分散して抜けていく。ここまで来れば着いたも同然なので、ゆっくりと歩みを進める。
出発点のスキー場に着いた後、余裕があれば、さらに向坂山に登り、ごぼう畑登山口まで歩くというプランがあったけど、実際にはもう誰も歩こうとはしなかった。うき山の会定例登山のための下見であり、様子がつかめれば目的を達したのであり、最後のゲレンデの登り坂がやはり身体に負担がかかる。
登山口まで車で行く案が出されたが、四駆で馬力のある車両でなければ、それはやめた方がいい。そもそもこんな急坂を普通車で走ること自体が無謀なのだ。
そしてもう一つ、小川岳定例登山の期日が9/25(日)だったが、この日、担当のTNさんとがねは他の用があり欠席するつもりだった。それで期日を9/24(土)に変更しようという案が出された。
何よりも五ヶ瀬ハイランドスキー場までの悪路であるにもかかわらず車を運転する人がいるかどうか、参加者が多ければ車を出す人がいないかもしれない。それならば車の運転手を一人確保しておいた方がいいという判断からだ。ごぼう畑登山口まで車で来た人がいるかもしれないが、おそらくその先のスキー場ゲレンデまで車を乗り入れた人はいないはず。
登山口にたどり着けば、60%は山に登ったも同然という格言が生きている。




