4/17(日)道の駅「不知火」駐車場で朝を迎えた。夜来の暴風雨が治まった。一旦、自宅に戻り、シャワーを浴び、その足で職場に向かった。

 

高齢者介護施設である蕉夢苑の様子を一目見て、しばらくしたら帰宅するつもりだったけど、あれこと緊急避難者対応を協議しているうちにずるずると時間が過ぎていった。すると役員をしている業界団体から熊本地震による会員施設の被災状況をヒアリングして欲しいという依頼が舞い込み、昼を挟んでいつしか午後2時を過ぎた。

 

それから自宅に戻り、この日も宇城シティーモール内イオンに食料品の買い出しに出かけた。前日の午前中の3倍くらいの人々が行列をなしれレジを待っていた。イオンの店員さんが「お待たせして申し訳ないです」と謝ってくれたが、とんでもない、こんなときに商品販売をしてくれることに感謝しかない。

 

この日はパンが売ってあったので、パント味噌汁ができる食品などを買うことにしてカミさんが行列に並んだ。結果的にはカミさんが2時間以上も辛抱強く並んでくれたのである。家族の食料品を確保するのは主婦の務めだという強い意思に基づく行動だろう。つくづく有り難いことだと感謝の念が湧いた。

 

 

がねはというと、その間なす術もなく時間をつぶしたのであるが、イオンの正面玄関に行ってみると、丸くて高い支柱の一つが地面に接していなくて浮き上がっているではないか。建物の散乱ぶりは推して知るべし。

 

そういえばレジの機械が壊れてしまって使用可能なのが2台しかないと店員さんが言っていた。だからレジに行列ができてしまうのだ。そして今後の復旧を考えたとき、建物と設備の点検補修を終えるまでに要する期間が長期になるのは避けられないと思った。(続く)