4/10(日)阿蘇高岳への仙酔峡登山口から花酔い橋を渡り歩き始めた。
冬の風物詩として、この川の水が凍ったシーンがTVニュースで流される。
これだけだけど、ミヤマキリシマが咲いていた。
前日の暑さが嘘のように肌寒い。ピクニックのつもりでやって来たことのほかにもう一つの勘違い。気温が24℃くらいまで上がるので半そでTシャツ1枚で事足りると思っていたのだ。そうはいっても山だから薄手のジャンパーを1枚ザックに入れていて、それを引っ張り出して着用してもまだ寒い。歩き始めれば身体が温まり汗をかくのだろうと高をくくっていたら、高度を上げるにしたがって気温が下がる。
通称バカ尾根とも呼ばれるという仙水尾根は溶岩のガレ場なのだが、悪戦苦闘しながら(がねの場合)仙水尾根分岐のなだらかな稜線に至ると、身を凍らせるような冷たい風が吹き抜けている。またしても失敗だ。そういえば、グレート・トラバース百名山のタナカ・ヨーキが阿蘇高岳を走り抜けたときも4月で、しかも寒さに震えながら、2枚、3枚と衣服を着重ねているシーンがあったような気がする。同じだ。前日、冬用のダウンなどをザックから抜き出したばかり。(続く)






